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NPO法人ファミリー・コンサルタント協会ブログ

ここまでわかってきた(赤ちゃんと発達障害の世界) 2018年度 講座レポート

2019/09/18(最終更新日:2019/09/18)

 

2018年10月6日 ここまでわかってきた(赤ちゃんと発達障害の世界)

 

講師:汐見稔幸(東京大学名誉教授 白梅学園短期大学前学長)

 

かつて自閉症など発達障害は、養育方法やテレビなどの影響で

コミュニケーションが取れない子どもができたと言われて、自分の子育てを責めた母親が多くいました。

最近、自閉症などの発達障害は脳の障害であることがわかってきました。

大人の発達障害も目立ってきました。環境的要因、社会的要因が大きいこともわかってきました。

作家石川拓司さんは発達障害の両親に育てられましたが、

叱られることなく愛情いっぱい注がれて育てられました。

ご自身もコミュニケーションが苦手とされる発達障害ですが、

彼が書くものは恋愛小説、愛をテーマにした作品が多いとの事、読んでみたくなりました。

そして最後に。赤ちゃんは人と出会うことが好きです。

小さな時から自分の思いを言葉にする場をたくさん提供してあげてほしい。

家族の中で発達障害の子どもがいたり、親も発達障害であり、誰にも悩みを話したり、相談する場所や、

寄り添ってくれる人もないので、子育て、家族支援が必要です。大変貴重な講座でした。

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