12月16日 現代の心の病気のマッピング(1) 患者と一緒に探して行くその答えのある場所は?
講師:横山 章光(あいわクリニック院長 精神科専門医)
診療室の体験ができ、講義室とは違うリラックス感を味わうことができました。
また、環境の大切さを感じました。だから素直に話せたように感じます。
意見も考えも思いもそれぞれの方が声を出していたような気がします。
受診内容は成人の発達障害が半分を占めていて、子供の発達障害とは違い、
就職して1~2年目に気がつくとのこと。自分のマイナスを埋めてきたが、ボロが出てくる。
小さい時に頑張ってきたが大人になって頑張り切れで発覚。
それとどのように付き合うかが重要であり、理解者がいて、居場所づくりをすることが大切。
幼児期の育ちにおいて、誰かに愛される、愛された立ち位置にすることが大切。
またその子を信じてあげることも。
いっぱい抱きしめて愛してあげることを保育の現場でも行なっていきたいと思います。
診断することの大切さも伺いました。横山先生の診察室は患者の気持ちを安定させ、
医師を信頼して話せるような、室内の壁の色、優しい光、余計な音などのない
落ち着いた空間を作り出していました。患者に寄り添うことにとても配慮していると
感じました。診察室の環境設定は保育園の環境作りに繋がるヒントがあり、
よい勉強になりました。