*職員研修講座 「アドラー心理学と子育て支援」 SV 野崎 すなお氏 2019.2.23
2018年度にはスーパーバイザーがスーパーバイザーの職場でアドラーの講座をしました。その感想です
葉山町子育て支援センターぽけっとでは、2019年2月23日(土)13:00-15:00、
ファミリーコンサルタント協会のスーパーバイザーである野崎すなお氏に、
職員を対象にした講演をお願いしました。
テーマは「アドラー心理学と子育て支援 ~尊敬と勇気づけの子育て~」。
お母さんへのアドバイスの参考にすることを目的にした研修でしたが、
子育てについてすでにさまざまに学びを重ねた職員たちも、
いつしか皆、子をもつ一人の母親となって熱心に講義に聴き入りました。
「子どもの領域に入り込んで考えを押しつけ尊厳を傷つけない」など、
アドラーの子どもを尊重する関わり方について、わかりやすくシンプルに説いてくださいました。
野崎氏が話される親子の実例エピソードには、アドラーのエッセンスがちりばめられており、
やさしい口調ながら一言一言が心に鋭く刺さってきました。
「思春期で毎夜遅く帰宅する子どもに、食べなくても必ず夕食を作ってすぐに食べられるように置いておく。
そういうことが愛情と伝わる大切なことです」という話には、
思春期の子をもつ職員の心に響いたようで、「食べないなら、もう作らない」とか
「早く帰らないなら、作らない」と言ってしまいそう…と反省する人がちらほら。
公私ともに充実させることに役立つ講義でした。